リベリオンめちゃ面白かった。感情規制違反てなんぞ!!
やー、どーもどーもめちゃ久しぶりにブログを引っ張りださせていただきます。
今日は、響け!ユーフォニアムの12話を観て、黄前久美子のトラウマを無自覚に解消して好きなモノには、周りにとやかく言われるのなんて関係なく向き合っていいんだって思えるようにしてくれたのが、久美子自身はぶっちゃけ以前は苦手意識を抱いていた高坂麗奈で、高坂麗奈自身はその黄前久美子のトラウマを解消してたってことに無自覚で・・・、でもお互いにそんな以前の関係があったからこそそこから認め合う関係にまで昇華されてるこの関係めちゃ良いな。なんてことを思ってからの、映画リベリオン視聴でした。
リベリオンが面白かったってことをつらつらと述べるはずが、その前にユーフォニアムも良かったせいで一文を区切ること無く一気に吐き出して、とても読みにくい文章になってしまったけど仕方ないのだよ。
これが"感情の発露"というものなんだから。
で、タイトルにあるように映画リベリオンを観ました!
いやもう設定がめちゃ面白かったです。
設定だけじゃなくて、どうなるんだよこれやばいだろ・・・え!?マジか!って展開がもあるし、主人公のプレストンがめちゃ強くてアクションシーンではアメリカンな要素もあったりでほんとスゴイ面白かったです。
そのめちゃ面白かったっていう設定なんだけど、今正に、リベリオンって記事タイトルにつけてる癖にいきなりユーフォニアム最高みたいなことを綴ってしまった僕のこの感情を抱くこと自体が規制、処罰の対象されてる世界なわけですよ。
・・・あー、じれったくなってきた。ここから下は、そんなリベリオンの世界では規制されてる"感情"が赴くままに勢いで感想っぽいこと書いてく!
文章の推敲なんてしてないし、リベリオンの世界で最優先されてた"合理性"なんてないからな!
そもそも、こんな映画を見ることも、それで高揚したりなんかの感情に変化があることも、感想を書いたりすることも無駄なんだから!
まだ見たことがない人は勝手にwikiあたりであらすじ見てくれって感じで、もう見たことある人に向けてこれやばかったな!って感じの内容になると思う。
まだ見てなくてこの映画が気になる人はてきとうなところでこんな駄文感想は閉じて、さっさとリベリオンをレンタルすることを勧めるぞ!!!!!
ほんとこんな駄文で一回性の質を落とすのは損だからな!!
このリベリオンって映画、前々からお仕事場の人に勧められてたんだけど、ようやく観れたわけですよ。
んで、お仕事場の人にはガン=カタっていう近接銃アクションがすごいぞくらいにしか聞いてなかったのと、まどか叛逆の物語の感想ブログでもマミさんとほむらちゃんの戦闘シーンについてガン=カタだ!って記事をいくつか見かけたので、ほんとリベリオンに関してはアクションシーンが面白いんだろうなってことしか期待してなかったんだけど、このディストピアな世界観がめちゃめちゃ面白かったすなああああ。
感情抑制薬のプロジアムって、あれやばすぎでしょw
抗鬱剤の超強化版みたいなやつだと解釈した。
まあ、僕が知ってる範囲の抗鬱剤の効用そのままに、気分が落ち込むことがない代わりに感情が高揚することもない、ひたすら落ち着き払ってる状態が維持されるって感じだと思うんだよね。
その上で、高圧的な模範・ルールが押し付けられてる状態って、生きる屍かよ!!!!
劇中でも「生きる為に生きている」って皮肉があったな。
んで、感情の起伏があるから人間は争う。だから毎日定時にプロジアムを摂取するのと、生命活動に不要な芸術や装飾は違法だから処分・回収しろ!ってすることで統治しようとする社会・・・って設定がもう面白すぎる。
でもって、そんな感情の昂ぶりを誘発する芸術や、合理的でない不要な装飾は違法とされてるけどそれらを楽しもうとする人々もいて、そんな連中を規制する組織の中でも上位職に就いてるプレストンが徐々に感情を芽生えさせて、違反者側に回っていくって言う話の流れも最高だった。
プレストンは、感情を取り戻すんじゃなくて、感情を初めて受け入れるって状態だったんだと思うんだけど、その初期段階の行動が、「歩きながら手すりに手を這わせる」って子供かよ!とw
感情が全くないわけじゃないけど、感情は無意味どころか悪だ!くらいの世界だから、今まで朝日を眺めて何かを感じるっていうそもそも朝日を眺めるなんて行為自体をしてなかったんだろうプレストンが、朝日を眺めてこの感情はやばい!みたいになるシーンはほんと鳥肌モノだったね。
初めて音を聞いた赤ちゃんなんてのもあるけど
この赤ちゃんは今まで閉じてた五感で初めて音を聴いて感動したのか、それともとにかく不思議な違和感を感じたのかまではわからないけど、リベリオンはいい年したおっさんが朝日を観て初めて感動してるっていうところに萌えますね。なんだよこれ、おっさんかわいいじゃねえか!ってなった。
しかも、今までは完全になかったわけじゃなくて、意識して排除してたわけだから、そこにカタルシスもあるだろうっていうのがまたたまらんね。
プレストンがベートーヴェンのレコードを聴いた時なんて、鼻の穴広がっててワロタわw
あとあれだ、犬を抱きかかえたシーンも良かった。
真顔だけどこれ絶対「ほげぇ~!わんちゃんかわいい~!!」ってなってたろおっさんw
でもあの世界だとペットなんて合理性ないし飼うなんて発想が浮かばない他の連中との意識の違いがまた浮き彫りになるのが面白かったな。
初めて感情を受け入れていくおっさんの様子かわいいな~って言うのはここらへんにしとくか!
他に良かったな~って場面な!
かなり序盤から、プレストンは息子に告発されちゃうんじゃないのこれ~フラグ立ってるよ~!って思ってたんだけど、当の息子も本当の自由を得る為に母親が感情規制違反で処刑された日からプロジアムを使ってなくて、プレストンが使わないで隠してたプロジアムが家宅捜索の際に見つからないようにしてくれるとは、お前、よくぞ!!!!って感じだったな。
あと、この映画の面白いと思ったのは何度かドンデン返しが来るってところだよね!
さっきの息子のもそうだけど、まずプレストンのパートナーがプレストンを告発して、オワタ!って思ったけど銃を入れ替えておいて証拠を偽装してヤッター!かと思いきや実はそれがバレてて追い詰められるっていうのがまた空きさせられない展開で堪らんかったな~。
車のトランクに犬を隠したシーンもそうだけど、最終的には主人公がめちゃ強くて片付いちゃうあたりは笑ったけど、映像的にかっこいいから許されちゃうぜ。
あと最後の副総統もなかなかの手だれだったのは意外だったなw
もっとあっさりやられちゃうか、緊急警報ボタンみたいのを押すのかと思ったけど正面から一騎打ちになるとは予想外。
ってことで、twitterでネタバレしたくないから久しぶりにブログで言いたいことまき散らさせていただいた!
リベリオン劇中で言ってたように、感情によって争いが起こるなんてこともあるけど、そういうのは自制心をもってちゃんと分析すればいいわけで、アンテナは広く張っていきたいなっと!