宴もたけなわ

思い立ったら書きます。

ワールド・エンド・エコノミカ感想とかなるべくさらっと

新年(信念)、あけましておめでとうございます。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

僕はコゼットの肖像やアニメ版まどか全話を見なおしたりと、未だに叛逆の物語からのまどか熱が冷めない状況です。

 

まどか関連のことばかりぐるぐる考えてしまってこのままではマズイ(?)と思って年始に西尾維新クビキリサイクル読んでみたり、今回はワールド・エンド・エコノミカという同人ビジュアルノベルゲームをプレイしてみたりしました。

 

今回は、そのワールド・エンド・エコノミカの感想をささっと書いてみます。

前回の叛逆感想と違って普通に一周プレイしての感想ということと、途中まで文章にしようと思ってなかったので印象に残った場面のメモも少ない為、ほんとにささっとで。

 

 

まず、この物語にはとにかくお金が絡んできます。

主人公のハルも最初はお金のことばかり考えているデイトレーダーで、しかも実力もあったりする。

ハルの夢は「世界一の金持ちになって誰も見たことのない前人未到の場所に行くこと」なのですが、本当に紆余曲折しながらもそのまま億万長者へ突っ走ってしまうのかな?ってEP1のプレイ中には思っていました。

 

そんなハルが、失敗・周りの支え・そんなかつての失敗があったとしても自分の協力を必要とする夢を持った人への協力などを通して成長していき、最後には取引のことだけじゃなく生き方についての信念を持つようになっています。

そう、この記事の頭についてる信念ですね。信念!

 

 

お金のことが絡む話しなので登場人物たちはかなり即物的な面があるのに、いわゆる少年漫画のような熱さや最後まで諦めない気持ちがある。

そんな、お金を絡めながらも信念を持つようになる青年の成長物語で面白かったです。

 

 

プレイしてて全体の雰囲気で面白いと思ったのが、株や証券取引と人間関係(株取引の相手ではなく、ハルの周りの仲間やヒロインに対して)をそれぞれうまく比喩した表現がキャラ同士のやりとりにたくさんでてくるところです。

ようは上手いこと言ってるということですねw。

 

僕は株や証券取引のことはよくわからないので、ちょこちょこ難しい説明が続く部分もありましたが頑張って飛ばさずに読めばその分それをネタにしたキャラの掛け合いが楽しかったです。

 

 

以下ちょこっとだけメモって置いた印象に残ったセリフ!

 

 

理由なんてどうでもいい。結果だ。クリスの、事実の受け取り方だ。

 

クリスをこの話しに巻き込むべきじゃないと思って一切のことを話さずに動いていたハル。

自分がのけものにされていたと思ったクリス。

ここは、クリスを信じて協力してもらうべきだったのかなあとも思うけど、やっぱり危ない話しに巻き込んでしまうのは・・・と未だにもやもやするなあ。

でも最終的に起きてしまったことはどうしようもないし、クリスが「のけものにされたと思った」という事実を受け止めて対処するハルにグッときましたね。

 

 

仮説の検証で一番やってはいけないのは、自分の仮説を支持する証拠を探すことだ。追認のバイアスと呼ばれ、人は自分の考えに都合の良いことばかりを探し求める傾向がある。

 

だから、本当にやらなければならないのは、自分の仮説を反証する事実を探すことだった。

 

ハルの年齢はEP1で17歳くらい?EP2で21歳、EP3で25歳くらいだったかな?

これは成長したEP3でのセリフなのだけど、かなり確信に迫った情報を得て、「勝てる!」ってシーンでも一旦こんな考えを巡らせてて成長してる!!

EP1での大失敗をした若造だったハルとは違うんだなあ。

 

ちなみに、作中にはこういう自己啓発本みたいな教訓がけっこうでてきますw

 

 

行動の真意がわかれば、別の方法を提示できる

 

バートンの本当の目的を知って、自分の思惑通りに誘導させようと考えを巡らせるシーン。

以前のハルなら絶対に無理なことだったけど、今ならできるかもしれないということに挑む!

すごくわくわくしました。

 

 

バートン「世界の終わりすら取引をする、狂った経済ジャンキーの話だ。つまりー」

ワールド・エンド・エコノミカ

 

物語最後のバートンのセリフ。

この手前でバートンがカフェの勘定を割り勘で払うところから、ラストまでの流れにはグッときますね。

 

 

あ、それと印象に残ったセリフがパッと思い出せないのだけどエレノアちゃんがかわいかったです。

あれだけお嬢様感出てるのに眠気のなくなる薬で無理やり活動時間を伸ばして、休息を取れるタイミングで睡眠導入剤で無理やり睡眠を取るっていうストイックさと信念に、もういい・・・もう安め・・・って僕は思ったのだけれど、ハルはそのエレノアちゃんを精一杯鼓舞して、全力で手伝うことでエレノアちゃんの信念から学び成長してるんですよね。

 

 

そうそう、それとEP1だけは3ヶ月ほど前にやったので細かいセリフは既にほとんど覚えてないのですが、バートンに騙されて大損したハルが失神→ハガナ失踪→車椅子エンドって流れはめちゃめちゃ絶望しましたねえ...

あれはもう絶対に投資が成功してみんな救われる!って流れだったので、かなりガクッときたのを覚えてます。

 

んでわ、今回はこの辺で!

魔法少女ほむら☆マギカ

魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語、劇場で5回見ました。

1回目見た時にすごい人に話したい衝動に駆られてその為にブログ開設しようかとも思ったのですが、他の人の感想や考察記事を読んでみたら「僕の感想や考察なんて・・・」という気持ちになってしまいためらっていたのですが、5回目の鑑賞でやっぱりアニメでこんな気持になるなんてこの先の人生であと何回あるのかわからないくらいわくわく、どきどき、色々なことを感じさせられたので文章で書きなぐります。整理されてないし読みにくいかもしれないけど、まずは自分の為のまとめです。

 

考察は間違えているかもしれないし、解釈は他の人と違う部分もあるのかもしれませんが、それぞれの解釈があるものだと思うし、「ほむらちゃんも、かっこよくなっちゃえばいいんだよ!」ってまどかも言ってましたから、誰に迷惑をかけるものでもないしいいよね。

 

ほんとうは1回目鑑賞後にファーストインプレッションを書いて、その後数回見て考察した内容を別記事で書くのがいいんだろうけど、もう5回見てしまったので考察と感想と、その辺ぐっちゃぐちゃになります。

 

 

忍野扇ちゃんによる劇場マナー。

公開して3日目くらいに見に行ったので、第一週の劇場マナーですね。

BGMがコネクトのアコースティック版。

昨年の劇場版前後編は観に行きましたが、好きなシーンがカットされていたりで、正直自分の中でアニメ放送当時ほどの熱量は出ませんでした。

今回の新編もそこまでテンション上げずに見に来ていたのでこのアニメOP曲をアレンジしたBGMのおかげで一気に放送当時を思い出して気持ちが盛り上がりました。

 

OPナレーション

ほむらちゃんによる、魔法少女とはなんたるか~。

この時後ろでわしゃわしゃした声が聴こえると思ったら、あれはどうやらまどかもナレーション被せてるらしいですね。

5回目の時に注意して聞いてみたら確かにまどかっぽい声でしたが何言ってるか全然わかりませんでした・・・

 

VSナイトメア

いきなりイヌカレー空間きたー!

劇場で見る新しいイヌカレー空間には心が踊りますね。

2回目見た時にまどかがバレリーナの影に混じって拍手してるの気づきました。かわいい!

わああ!さやかと杏子が協力してる!

魔法少女たちがまた動いてる!喋ってる!ってだけですごいテンションあがりました。

でもまどかとかいるし何がどうなってるんだこれ!

マミさんはシャルロッテ(劇中ではべべ)と一緒にいるし!

初見時はナイトメアを椅子に座らせてりんごとか食べ物を与えるのがこの時点では意味わからないし、もうわからないことだらけ!

 

まどか起床

って、夢オチ?

アニメ一話そっくりなまどかの起床シーンだけど、でもまどかはまど神様になったはずだし、2重の夢か?インセプションなのか??

QBは「きゅ?きゅぅう!」とか言ってるしなんだこれ、アニメ1話そっくりなシーンだけど僕は油断しないぞ!

あ、今回初めて気づいたけど、家の中でママがツカツカ歩いてるし欧米式なんですね。

 

OP(カラフル)

わああ!OPきたー!

まどかたちが遊園地で遊んでたり、アニメ本編で楽しそうなシーンがほとんどなかったので笑顔の彼女たちを見て気づくと涙が出てました。

心臓がばくばくして、まだ始まったばかりなのになんであんなことになったのか!

サビのダンスもみんなかわいい!

ほむほむだけ踊ってない!これはほむほむの妄想を暗示してるのか!?

最後にほむほむが手を伸ばすと砂となって消えるまどか。これはアニメのラストと関係がありそうなシーンだな・・・とか思いました。

と、初見の時は泣いたり勘ぐったりと忙しかったです。

それと、まどかがほむほむをおしりで押すシーン、あれ最高でした。

 

 

登校

杏子が見滝原中学校の生徒?

さやかと一緒に住んでる・・・?

なんだそれもうにやにやが止まらないだろ・・・

 

ほむらちゃん転入

マヤ暦!黙示録のラッパが鳴っちゃうかもですね!

って、転入してくるのはほむほむだろって察しがつくけどめがほむなのか!

でもこのめがほむ、なんだか垢抜けてるぞ!

めがほむの手をまどかが握るシーンもさっきの杏子同様、アニメで見られなかった幸せそうなシーンで初見の時はこれだけでうるるっとしました。

 

一ヶ月経過

丘の上で語り合うまどかとほむらのシーンから、志筑仁美が上条君に電話するシーンへ。

「そんな上条くんが、大好きですっ!」の後の返事が「あはは、、、それじゃあまた明日」って気のない返事やな上条君。

とか思ってたらなんか毛糸の海で毛糸の魚みたいのがうにょうにょでてきてやばい!

これが予告で言ってた存在しないはずの魔女の攻撃か!?

と思ったけど違いましたね。

 

魔法少女集合

マミさんのおっぱい半端ないっす。

あとべべってなんだこいつクシ食べてるし、口からカタカナが出てるし、マジョマンベカマンベール!!って、ナイトメアレーダーみたいな能力あるのかしら。

初見時は、べべは得体が知れないので警戒して見てたけど、2回目以降は口から文字が出るのとかすごいかわいく思えてきました。ぬいぐるみ売ってたらほしいなあ。

さやかと杏子がナイトメアの様子を伺いながら会話するシーンは、しつこいですが「この二人が仲良よくしてるのを見ることができるなんて・・・」とうるるっとしますね。

 

ピュエラ・マギ・ホーリークインテット

みんなでソウルジェム持って一列に並んだかと思ったら変身シーン!?

一番手はマミさんなのか!

杏子の変身はちょっと怖い感じで、最後に格ゲーっぽい動きするのかっこいい!

さやかはアホの子っぽい変身シーンで、最後のドヤ顔かわいい!

ほむらちゃんの変身は最後のふにゃ~ってなったとこからぴょんって跳ねてぐって握りこぶしでポーズ取るのが「まけません!」みたいな感じでかわいい!

ところで、変身時の黒い液の中から飛び出すところが初見だとわからないけど、魔女化の時に椅子の上から落ちるまどかに手を伸ばすとこと似てるよね。

まどかの変身は、とにかくかわいくキメる!って感じがしてかわいい!

さっきからかわいいしか言ってないけど、指の隙間から目を覗かせるところかわいい!!

最後の揃って「ピュエラ・マギ・ホーリークインテット!」って、まどかでこんなシーンがあるとは!って、少しこそばゆくなりましたが、何回も鑑賞してるとこれがクセになりますね。

このマミさん監修感よ。

 

志筑仁美のナイトメア

ティロ・デュエッテ(?)とか、編みこみ展開→5名様、リ・リ・ア・ン!とか、協力して戦う魔法少女たち!

もう楽しすぎる。

ちょっとちょっと!さやかが投げた剣の柄にみんなが着地するシーンで足首だけ映すところは悪意があるでしょあれ!

 

マジカルバナナ?

これもこそばゆいんだけど回数見てると段々クセになりますね。

ほむらちゃんは最初べべにビクビクしてたり「ちがっ、ぃまっ、すぅ」とか言いながら足をくにゃくにゃさせててかわゆすなあ!かわゆすなあ!!

 

ゆっくりしていってね

ナイトメアに対しては倒すというのとは違うみたいで、気持ちを安らかにしてあげてるみたいですね。

志筑仁美のゆっくり人形も、べべの次にほしいです。

 

ちょっと杏子ー!なーにいいコト言ってんのよー!

ナイトメアを倒して談笑する魔法少女たち。

こういうシーンが出てくる度に初見の時はうるうるしてました。

マミさんが「みんなウチくるー?」って言った後の、手を上下に振って喜ぶ杏子かわゆすなあ!

 

私達の戦いって、これでいいんだっけ?

何かが腑に落ちないほむほむの心境とリンクするように、その他大勢の顔が区別できない状態に。

ここにきていきなり不安な感じがしてきます。

お弁当のシーンでべべがアップになるし・・・

まどかの映画なんだから、油断しないで見るぞ!って思ってたのに、幸せ空間すぎて始まって20分くらいでなくなっていた不安な気持ちが、ぶり返してきました。

 

ポテトキャッチ☆めがほむ

この辺からだいぶいや~な感じがしてきましたが、杏子が投げたポテトをほむほむがキャッチしたシーンはすごい好きです。アニメでまどかにそうしたように、協力しようって意思が感じられます。

 

おゆみ野

ここのバスのシーンを境に、一気に話が転がり始めますよね。

初見の時からそうなんですが同じ顔の人たちに囲まれるシーンで、2種類あるうちの一方が杏子っぽく見えます。

 

ほむら覚醒

巷ではクーほむ(クールほむらの略かな?)というらしいですね。

ほむらだけ記憶が一気に戻る!初見の時はここからほむほむが大活躍して魔女の招待を突き止めるのかとわくわくしたものですが・・・

ちなみに、この辺で登場するまどか神の壁像や、魔女化した時に手跡で汚れるあの場所は、ほむほむの心象風景なのかなと思ってます。

 

グゲーッ!

マミさんちでお茶してるシーン、マミさんの呼び方がマミさんから巴さんになってるし急によそよそしくなりすぎでしょほむらちゃん・・・!

それと紅茶の飲み方がエレガントすなあ。

べべはマミサビシガリみたいなこと言いながらマミさんの肩をぱくぱくしてるシーンがすごいかわいかったので、早くぬいぐるみだしてください。

(ここも初見の時はべべは得体の知れない存在だったので気が気じゃなかったですが)

それにしてもマミさんちの窓謎すぎるよね。あの高さなのに開きすぎでしょ!

 

ガン=カタ

このシーンはもう劇場で見てほんと良かったなあと思いました。

マミさんとほむほむが回転しながら銃を撃ちまくるところなんてかっこかわいいですね!

ちなみにリベリオンは随分前から人に勧められてるんですがまだ見てないので近々見たいなあ。

話しとしては、ここでほむほむがマミさんを倒して、話が悪い方向に行ってしまうのでは!?ってすごいハラハラしました。

最後にマミさんに捕まったシーンで消火器が飛んできたのさやかの剣が突き刺すけど、あの消火器って後ろに現れた使い魔(?)のような歯とクルミが飛ばしてきたのか、それともさやかが放ったのか未だにわからないです。

 

さやかっこいい

さやか成長しすぎ!

ちょっと芝居がかった動きで「みんなで協力しながら生きていく。これって、裁かれなきゃいけないことなの?」って、「よく考えて決めるんだね。悔いが、残らないように」って、もう全然残念じゃない!

ほむほむは時間を止めようとするけどそれも防がれるし、マミさんの時といいアニメではほむほむチート能力だったはずなのに、新編だとマミさんもさやかも強すぎィ!

初見の時はマントにオクタヴィアの影が映るし何が何やらでしたね。

 

魔獣との戦いに背を向けた魔法少女がいる

船の上でほむほむが考え事するシーン。

人型の何かが燃える船の上からわらわら水中に沈んでいくシーンは未だによくわからないです。

たしかこの辺でまどか神壁像に「ガッデストー!」とか言いながら使い魔が果物投げるシーンが入ったはず。

あのシーンの壁像はほむほむの心象風景で、まどかを神として崇めたいが為に壁像にしてるけど、後からわかることですが魔女化の理由ってまどかと会いたいが為ですから、ほむほむの本音としてはまどかを神として祀りたくなんてないのかなって。だから、壁像を壊そうとしないほむらの代わりに使い魔が果物投げてるのかなって思いました。

 

なんて、こまけぇこたあいいんだよ!!

船の上からまどかに見つかって急いで血を拭うシーンのほむほむめっちゃかわいいですよね!

マミさんとの戦いで銃を自分の頭に突きつけるシーンもかわいかったけどそれ以上ですね!!

 

ひとりぼっちになったらだめだよ、ほむらちゃん。

再び丘の上で話をするまどかとほむほむ。

ここ、初見の時からすっごーく引っかかってます。これについては覚えてたら記事の最後にもっかい触れます。

 

いつの間に私は、魔女になっていたの!?

自らソウルジェムを破壊して、彼岸花が咲き乱れるシーン。

お話の中では、この他にも2回かな?花が咲き乱れるシーンがありますが、ここが一番好きです。

彼岸花ってなんだか怪しい魅力がある花ですよね。中学生くらいの時から好きです。現実でも彼岸花が咲いてると「おっ」て思いますが、もしかしたら中二心が継続しているだけでしょうか。

 

この手前の、杏子に電話して、ソウルジェムを置いてバスに乗るシーンあたりから、初見の時はすごく心臓がバクバクしました。

こんな展開ひどい・・・!って。

 

 

手跡で汚れる壁像と、蹴られる糸巻き

ここからほむフィールドで話が展開していくけど、

QBが出てきた最初のあたりでピクピクしてる謎の生物の下半身みたいなやつ、あれなんなんだろう・・・すごい気持ち悪くて最初びびりました。

 

人間の好奇心はつくづく理不尽だ

この辺からQBの解説タイム突入。初見の時は聞き逃さないようにしなきゃって、かなり集中力使った覚えがあります。

あとほむほむのソウルジェムを包んでる干渉遮断フィールドの下にある緑っぽいオブジェクトが気持ち悪くて震えた。

 

 

だーまーりーなーさーい

この辺から画面がかなりカオスになってきますよね。

どうなってしまうのか、はらはらドキドキ・・・

でも、魔女になろうともまどかをQBから守ろうっていうほむほむの意思に、すごく熱いものを感じてもいました。

白いほむほむの影(残っている浄化されている部分?)を、天井から落ちてくる黒いほむほむの影(呪い)が塗り替えていくシーン。

頼む、誰かなんとかしてくれ・・・!

 

「やっぱり君たちは魔女になるべきだ」って、QBこのドグサレてめえ!!

 

輝きと、後悔だけしか思い出せない。

突然ルミナスのシーンになって、椅子に立ち上がって倒れるように落ちるまどか。

ここから「最後に、お別れを言えなくてごめんなさい」(うろ覚え)ってところまで、初見の時はなんかもう呆然と見てました。何も考えられない状態で、「え・・・?え・・・?」て感じでした。視聴後には液化する感じがエヴァっぽかったかなとかも思ったけど、初見の時は「ダメだったのか・・・」て感じがしました。

個々の部分、別の方の考察を読んで、手を伸ばすめがほむからクーほむが飛び出すけどまどかを助けられず、それを見下ろすめがほむって構図はほむらの自責の念が現れてるっていうのは、なるほどなあと思ったし、すごく悲しいなあと思いました。

 

misterioso

パルミジャーノ・レッジャーノ!を合図にほむら救済に動く魔法少女たちの活躍は、5回見てもグッときますね。

なぎさちゃんとさやかの「私達は、かつて希望を運び、いつか呪いを振りまいた者達。そして今は、円環の理に導かれ~」ってところとかかっこいいですよね。

あとさやかちゃんのオクタヴィア召喚時は、臓物みたいのが剣先にくっついてて毎回びびる。

misteriosoが流れてる時のさやかが「さーんきゅ」っておどけてからの杏子とのやりとりと戦闘シーンは杏子・さやか関係では一番テンションあがりますよね。このシーンのBGM、CDに入っているmisteriosoとはアレンジが変わっているという情報を4回目見た後に入手しました。それまではBGMの音量が小さくなってるだけなのかと思ってたのですが、5回目で確認したら確かに違いました。どうやらテレビ版のさやかのテーマBGM風になってるようなのですが、そもそもさやかのテーマBGMがパッと思い出せないぞっと・・・

いやー、それにしてもほんと、アニメの杏子の最後は「頼むよ神様、こんな人生だったんだ。」ってセリフを思い出して、初見の時は涙なしでは見れませんでしたね。

 

 

マミさんのティロ・フィナーレは発射台がおかしなことになってるし、威力強すぎてわろたです。

 

どんな姿に成り果てても、きっと平気だわ!

ほむほむがもうやめて!っていうシーンで、急に、雨の中倒れてるまどかをかかえるめがほむのシーンが入った後に、めがほむの影に向けて銃を突きつけるクーほむが出てくるけど、これはほむらが「まどかを救えなかったこと」を後悔してるって象徴なのかな?

あのワルプルギスに負けた後ってアニメだと、魔女化したくないからってまどかに頼まれたほむらがまどかのソウルジェムを撃つけど、もしかして劇場版の前後編だとほむらが引き金を引くシーンが意図的になかったのかな?劇場で1回見て、最近放送されたのも見てないので覚えてないや・・・

 

ここのやりとりでほむほむが悪魔化を決意したんだと思うけど、初見の時はそこまで深く考えて見る余裕なくて、どうなっちゃうんだこれ!ってなってたなあ。

 

「「「「「わけがわからないよ」」」」

まどかの矢とほむほむのまどリスペクトアローの合わせ技で消し飛ぶQB、あそこは2回目以降の鑑賞だとすこし笑いを誘われる

 

使い魔たちがほむほむの結界に連れ込まれた人たちを運んでる時に、先生の椅子の下かな?にいる変なにわとりみたいなやつ、何回見てもアレに目がいってしまう

 

これからはずっと一緒だよ。ほむらちゃん。

まど神様がほむほむを迎えに来る時に緑の象が現れた時はなんぞこれ・・・なんぞこれ・・・って思いました。

それにしても、まどかがほむほむに語りかける時に出すあの優しい声いいですよね。

 

色々あったけど、初見の時はこれでようやくほむほむの願いも成就するしよかったすなあ。よかったすなあ。て安心してました。

 

この時を、待っていたわ。

もう初見の時のここの「え!?え!?おい!!!なんで!!!」て感じはすごかったですね。ほむほむ魔女化直後と同じくらい呆然としました。

 

愛よ

口から出てきたソウルジェム噛み砕くは、変なオーブ飲み込むは、「まどかはどうなったの?なにこれ?」って、この辺も呆然と見てました。

QBが撤退しようとするけど魔獣を狩る為に協力させたり、悪魔ほむらは良い奴なのか悪いやつなのかわからない・・・

 

でも、これだけは忘れない。暁美ほむら、あんたが悪魔だってこと。

各魔法少女たちの前に現れる悪魔ほむら。

この辺の解釈は人よって違うのかもですが、マミさんの近くでティーカップを落とし、杏子のりんごを水路に落とさせたのは別れを告げる意味だと思ってます。特に杏子のりんごは、前のシーンでポテトと飴をキャッチしてるシーンがあったのですごく悲しく映りました。

 

あなたはこの世界を尊いと思う?欲望よりも秩序を重んじている?

ほむほむは、いずれまどかと戦うことになっても、それがまどかの意思なら受け入れる覚悟がある。

涙を浮かべながら「やっぱり、あなたのほうが似合うわ」と言うほむらに対して心底不信そうな視線を向けるまどかの対比がすごく悲しい・・・

 

誰の輪にも入らないほむら

最後は、杏子とさやかが、マミさんとなぎさちゃんが、まどかとまどかの家族が、それぞれ楽しそうにしているシーンと、ED曲の後に、QBをボロ雑巾にした後に一人で踊るほむほむの対比。

ただ、「どんな姿に成り果てても、きっと平気だわ」と言った時点でほむほむはこの覚悟をしていたはず。

 

QBの目

最後には、絶望なのか、憎しみなのか、QBの目に感情が宿ったことを思わせるようなシーンが入り、映画は終わる。

 

感想とか

初見の時は最後のQBの目なんだあれ、今度はQBがまどかたちを利用してほむほむ倒すとか考えるんじゃないのか!?とか、ほむほむ以外はかなりいい状態に収まってるはずなのに、両手放しで喜べない終わり方だなあ、とか思ってました。

今回の記事、映画の内容を順を追って、なるべく初見時のことを思い出しつつシーンごとの感想書いてみたけど、さすがに色々考察記事読んだり、映画5回見てるのと、これ書いてる途中から疲れたのと、ネタバレしない程度にtwitterに感想書いてしまったのもあったりで、初期衝動感があまり詰め込めてないなあ。

 

で、この終わり方スッキリしない一番の理由って、僕の中では初見の時から変わらないし、いくつ考察読んでも変わらないんだけど、ほむほむがまどかの本音を聞き出したあのシーン。

ソウルジェムの中の世界が崩壊する前に丘の上でのまどかとの会話。

 

あそこのまどかは確かに本物のまどかですが、魔法少女たちを絶望させたりなんてしない!って強い意思を持ってQBと契約したまどかじゃないんです。

ほむらにとっては何週目だったのかわからないけど、QBと契約して希望となったまどかは、さやかの上条への思いとその後の苦悩を知っていて、ずっとひとりぼっちで戦っていたマミさんや杏子の思いも、その末路も目の当たりにした上で選択したまどかだった。

でも、あの丘の上にいたまどかは、そうじゃない。どこかの考察で読みましたが、何周もループしたほむらが出会ったまどかの中で、かなり最初のほうのまどかを再現させたんじゃないかってありましたが、そんな感じなんじゃないかな。

 

アニメの最後は、何もない砂地で魔獣の群れにほむらが一人で挑むシーンですが、あのシーンと、叛逆OPの最後に映る砂地でたたずむほむらはきっと、まどかとの約束を最後まで果たしていた場合の姿なんだと思います。

マミさんも杏子も、先に円環の理に導かれていったのでしょう。

そして、最後の戦いになるであろう時に、「がんばって」と言う声がほむらに届く。

 

ほむら一人だけが、残された世界です。

 

でも叛逆では、ほむら一人が外れた世界。

 

この2つの終わりのどちらが好きかと言われると、僕はアニメの終わり方が好きです。

選ぶとしたら叛逆の終わり方が好きじゃないその理由は、ほむらが外れているからじゃない。まどかの成長や決断をなかったことにして、それを否定しているから。

 

ところで、考察めいたものに戻ります。

別記事で書いたほうがいいのかとも思うけど、勢いで書きなぐりたいので・・・

 

何度か出てくるピンクの糸

これは、「まどか又はほむらの象徴ではないか」という考察をつい数時間前に見て、この記事を書いている時に思い浮かんだものです。

ほむらのループ一周であの糸何周分にあたるのかわかりませんが、あれは「まどかに対するほむらの想い」を形にしたものなんじゃないかなって。

ソウルジェムを噛み砕いたほむらが、あの糸を元にしてダークオーブ(?)を生成し、それを飲み込みます。

あれは、魔法少女は魂をソウルジェムに移し替えるのに対して、悪魔ほむらはソウルジェムではなく、これまで巻き続けてきたまどかへの想いで生命活動を維持(さやかちゃんはゾンビって言ってたので、生命活動と言えるのかわからないけど)しているのかなと思いました。

僕は、最初は円環の理から切り離したまどかの記憶を使って「転校生としてのまどか」と、「オーブに閉じ込めたまどか」を生成したのかと思っていたのですが、オーブに入っているのは今まで培ってきたまどかへの想いなんじゃないかなという気がします。

そうすると、ほむらの使い魔がまど神の壁象に果物を投げつけたり、魔女化直前でピンクの糸を蹴飛ばしていたのもなんだかつながるような気がします。どちらも「まどかに対するほむらの想い」だから。

アニメのワルプルギス戦でまどか来る直前に、諦めたほむらのソウルジェムが一気に濁っていっていたように、魔法少女は心の支えにしていたものが折れると呪いが生まれます。

そして、あのソウルジェムの中のほむらは既に心の支えが折れている状態で、それに気づかずに堂々巡りをしていたのだから、そのほむらの本音を具現化させるのは使い魔達の役目ですよね・・・

 

5回目見てもピンクの糸のことがまったくわからなかったのですが、先ほど見つけたこちらの記事のコメントのおかげで自分なりの整理がつきました。

http://oresen.sakura.ne.jp/2013/11/18/madoka-magica-new-movie-4/

 

それと、先に書いたように僕が叛逆を見て一番思ったのは、ほむらがまどかとの約束を破ったことや成長を否定したことが残念ということです。

それについて言及してる記事があまり見られなかったのですが(というか、同じ思いの人の感想が読みたいと思って普段は見ないアニメの感想・考察記事をたくさん読んだ)こちらの方がすごーく、僕が「そうそう!」って言いたくなる感想を書かれていました。

http://eroge-pc.hatenablog.jp/entry/2013/11/15/100329

 

 

魔法少女ほむら☆マギカ

いい加減長いので締めくくろうかと思ったけど記事タイトルにしてたので触れておこう。

このアニメのタイトルは

 

魔法少女まどか☆マギカ

 

だけど、

 

魔法少女ほむら☆マギカ

 

だったら、印象はガラッと変わっていたのかもしれないなあなんてことを、記事を書き始める時に考えていました。

 

 

おわり

と、色々書きましたが、すごく面白い映画でした。

5回見ても発見があったり、楽しく見られる映像でした。

イヌカレー空間なんて、普通だったら意味がわからないものを、ここまでメジャー(?)なものにはめ込めてヒットしてるさじ加減はすごいです!

 

こんなにたくさん文章書いたことないのですごく散らかってる!

途中でかわいいしか言ってないところもあるし!かわいいかわいい!

 

来年に叛逆BDが出るとして、買ってしばらくは何度か見るだろうけどそういう時期を過ぎて、7年後くらいにこの記事が残ってたら、自分に見せたい。

2020年にも、2013年劇場公開当時の感動をもって、でもちゃんと成長した自分が叛逆の物語を見てくれてたら、それはとっても嬉しいなって。